妻沼低地

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妻沼低地は、利根川右岸に広がる肥沃な沖積地<ref>流水の堆積作用によって川筋に生じた平野(『広辞苑』)</ref>である。

南は熊谷市付近を境として秩父山塊に連なる丘陵や台地と、大宮台地にはさまれた荒川低地に続き、東は加須低地に接する。
妻沼低地は現在ではかなり平坦であるが、利根川の氾濫や流路の変遷などにより自然堤防が発達したものと考えられ、古墳時代以降、遺跡数が爆発的に増加する。しかし、それらは現在の利根川の支流である小山川以南に顕著に認められ、中瀬河岸を含む北部の低地部は遺跡はあまり認められない。

古墳時代の遺跡分布

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深谷市北部低地も自然堤防が発達しているものの、それを上回る洪水が遺跡を飲み込み、近世以前の地形はつまびらかでない。中瀬河岸付近は、過去においては38m等高線に囲まれ安定した自然堤防上に集落があったが、利根川流路の変遷によって、わずかに39m付近の高地点の集落が昔日の面影を残している。

脚注

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