ぐーとーぱーら

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「ぐーとーぱーら」は「チーム分けジャンケン」などと呼ばれる遊び歌のひとつである。

同様の歌は地域色が強く同時代の深谷地方でもほかに多くの歌が採取されているが、1970〜80年代の明戸地区ではこのスタイルが主流だった。

機能的なリフレインとテンポアップで高まる緊張

他の「チーム分けジャンケン」同様、参加者全員、または適宜一対一でメロディーに合わせて歌いながら、「グー」と「パー」のジャンケンをしてチームを決定する。メロディーは画像の通り。

一度でちょうどいい数に決まらない場合、あいこの場合は、「くみっこしょい」の解決部分だけをリフレインして時間の経済に役立てる。何度も決まらない場合は、いらだちがしばしばテンポアップのかたちをとってメンバーの士気を高めていた。

明戸民の優雅な気質のあらわれ? 一曲4.2秒

同時代のほかの「チーム分けジャンケン」に比べ長いのが特徴。当時のテンポで歌ってみると約4.2秒にもなる。一般に簡略化されがちな事務手続遊び歌がこれだけ長いままだったことを、広い田園風景をみながら育つ明戸民の優雅な気質と結びつけて語る研究者もいる。

また、「パー」を「ぱーら」ということについては、単なる音便説のほかいわゆる「軍艦ジャンケン」で同地区では「ハワイ」のほか「ぱーら」というバリエーションがあったことと関連づける研究者もいるが、決定的な論はまだない。

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