ゆめ☆たまご

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どんなグループなのか[編集]

2010年9月に活動を開始した、深谷市産学官連携プロジェクトの名称である。メンバーは市商工振興課の呼びかけで集まった<ref>初めて二人の商工振興課職員の訪問を受けた飯塚商店・飯塚雅俊はその様子を「『七人の侍』(黒澤明監督の映画)が集められるようだった」と回想している</ref>。

「ゆめ☆たまご」とは技術や知識、ユニークな商品や製品、サービス、アイデアなどのこと。これら「ゆめ☆たまご」から、地域の経済を元気にすることをグループの目的とする。創成当時からのキャッチコピーは「ス・テ・キな・・産×学×官系(サンカクカンケイ)」。

主な活動機能は2つである。1つ目は、個々の事業者がそれぞれの事業、生産活動の魅力を発信すること。2つ目は、そうした魅力を持った個々の事業者が連携・協力を図り、新たな産業の付加価値を生み出すことである。


註<references />


「ゆめ☆たまご」イメージ図[編集]

当初、発案者である市商工振興課が持っていたイメージではなく、約3年の活動の軌跡をもとに平成25年度ふかや市民大学の講座(2014年2月15日)での解説用に作成したもの。 Chartofyumet1.jpg

他のプロジェクトと何が違うのか[編集]

世に地域活性化を目的としたプロジェクトは多い。その中で「ゆめ☆たまご」は独自の活動内容が、イベント関係者、同様の活動の関係者、マスコミなどから注目されている。他のプロジェクトにない、「ゆめ☆たまご」の特色とは何なのか。

「おもしろい」「近い」、そして「自分たちで」を重視[編集]

活動内容を議論する際、それが「おもしろい」かどうか、深谷「近く」のアイデンティティを保持しているかがまず論点になる<ref>ある日の会議を見学した近辺の団体職員は、「『そっちの方がおもしろいんじゃねん』という言葉が出るこうした会議は初めてです」と感想を述べた。</ref>。「地域おこし」「まちおこし」で「あるものを活かす」ことの重要性はよく言及されるが、メンバーの間では外部から流行のコンサルタントなどを招くでなく自分たちの問題はまず自分たちで考えるという意識がとくに強い<ref>活動開始直後から「補助金に期待しない」自立性も大きなテーマだった。しかし大きな資金援助はないものの、市職員による勤務時間内の活動もあることを忘れてはなるまい。また「ゆめ☆たまご」から発展した風土飲食研究会は、2013年から「食のモデル地域育成事業」で農水省から補助金を得て活動している。</ref>。

行政の枠を越えたメンバー、活動内容[編集]

深谷市商工振興課の企画によるプロジェクトだが、構成員、活動内容は市の枠を越えて展開している(2012年9月現在、熊谷市に本拠を置くメンバーが2事業所)。市の関係した事業に市外事業者が関わることへの疑問もないではないが、「産業は行政の枠内にとどまらずに展開する」「意を同じくするメンバーなら誰でも参加できる」という考えに基づき行政区を越えた。この姿勢は風土飲食研究会が「食語り」事業の活動域に想定した、行政の枠を越えて風土とその影響下にある文化で意識を共有する「赤城おろし文化圏」にもつながっている。

「あるべき社会のかたち」を発信する強烈なテーマ性[編集]

上に「意を同じくするメンバー」と書いたが、「ゆめ☆たまご」に必要なのはどんな「意」なのか。

とくに明文化されているわけではないが、約3年の活動を通してメンバー間では「産業の活性化には社会・市場が適正な方向に動かすよう各事業者が自分の思いを発信することがの重要」という考えがコンセンサスを得つつある。そのためイベントなども単なる商品・サービスの紹介にとどまらず、考え抜かれたテーマとその実践をめぐって多くの論議がかわされてきた。

フリーな集団構成と徹底した会議主義[編集]

上に「考え抜かれたテーマとその実践をめぐって多くの論議」と書いたが、「ゆめ☆たまご」の特色として何の「役職」も「会則」もないフリーな集団である点もあげられるだろう<ref>アリオ『ほんとう』前、パンチャ・ピエーナでの会議で、蘭塾・小林真はこの特色を自然法と実定法の観点から指摘した</ref>。

そのため、不定期に行われる会議がもっとも重要な機関ということになる。以前は商工振興課職員が司会を務めていたが、2013年から指名制による輪番制を採用。市内各箇所で行われる会議はメンバーがそれぞれの思いをぶつけ合う様子がメンバー以外の人々から「おもしろい」と評価され、見学者がしばしば参加する。

「ゆめ☆たまご」側も、会議を単なる議決機関とはとらえずそのパフォーマンス性を重視。2010年ビッグタートルでの産業祭時、小島すすむ市長も交えて行われた「昼から生たまご」をはじめ討論形式のイベントを実施、市民に自分たちの思いを伝えるための一種のショーに発展させている。

註<references />


どんな活動をしてきたか[編集]

活動開始は2010年深谷市産業祭参加がきっかけ。以降、「活動は継続的であるべき」という考えのもと、さまざまなイベントへの参加、商品開発などを続けている。

また、メンバー間でさまざまな連携ビジネス、イベントも自然発生。一種の「スピンアウト」といえる、思い思いの活動を展開中で、これも前項目であげた「フリーな集団構成」の成果といえる。

この項目ではそれらスピンアウトでない、「ゆめ☆たまご」本体としてのイベント参加のみを実施順に記載しておく。


2010年(平成22年)

   9月 「産学官連携プロジェクト ゆめ☆たまご」発足

   10月 メンバー三者による漬物のコラボ商品を開発

   11月 第5回深谷市産業祭 キックオフイベント

2011年(平成23年)

   2月 埼玉県農商工連携フェア出展

      第3回緑の王国・梅まつり 「深谷カルソッツ2(Dos)」実施

    5月 アリオ深谷「地元名産市」出店(テーマ「ほんとう」)

    9月 「漬物BAR」を青山(東京都)で開催

   10月 第6回深谷市産業祭出展(場所は旧七ツ梅酒造、テーマは「二〇一二年の RE: 青淵」で「おこたまランチ」販売など)

2012年(平成24年)

    2月 第4回緑の王国・梅まつり「深谷カルソッツ」&漬物寿司の販売

   11月 第6回深谷市産業祭に出展(場所はきんとう旅館横駐車場、テーマは「ザッツ・産業エンターテイメント」)

2013年(平成25年)

    2月 第4回緑の王国・梅まつり「深谷カルソッツ」&漬物寿司の販売

       「ふかや市民大学」講師(テーマ「深谷市の産業」)。Twitter参加実験も実施

   11月 第7回深谷市産業祭に出展(場所は「深谷ベース」、テーマ「ゆめ☆たまご たった三年の歩み」、スライドショーほか飲食店が揚げもの競演した「深谷ベースで揚げまショー」)


活動は継続されている。


メンバーは現在39事業所と1大学[編集]

前日のように、初期のメンバーは市商工振興課によって集められた。参加にはエントリーシートの提出が必要。以後、参加事業者は増え、現在も拡大を続けている。
(加入順。2012年9月1日現在)


以上39事業所と、

の1大学


「ゆめ☆たまご」を知るためのキーワード[編集]

独創的な活動を物語るように、これまで多くのキーワードを産んでいる。他項目との重複もあろうがおのおののキーワードに関する記載を読むことから多岐にわたる活動の全体像の理解につながると考え、メンバーが本体を離れて行なっている活動を含めて一覧とした。

 商工振興課発起人その2が深谷市キャラクター公募に応募し2位でふっかちゃんに敗れたキャラクター。産業学習漫画「ゆめ☆たまご」刊行当時は、ふっかちゃんの座をねらう維新の士としても描かれていた。

 「ゆめ☆たまご」応援キャラクター二番手。まだまだこれからの存在だ。

  • 「まぼろしのもやし」漬物シリーズ

 「ゆめ☆たまご」が発足されて、一番最初に開発されたメンバー連携商品(漬物)。飯塚商店のもやし及び発芽大豆、丸山酒造の日本酒及び酒粕、それら材料を組み合わせてマルツ漬物の社長、鶴田氏が開発を行った。三者が出会ってから、約1週間で商品化に漕ぎ着けたスピードの速さに、マスメディア及び関係者が驚いた。この商品開発がひとつの起爆剤となり、ゆめ☆たまごの活動が活発化されることになった。

  • Twitter

 発足当時がメディアとしてのブームで、活動の広がりに大きな役割を果たした。2013年の「ふかや市民大学」では、会場からの書込にメンバーや会場の学生が反応するという会議実験を行っている。なお、その時は市役所のセキュリティの問題で「ゆめ☆たまご」アカウントが使えず、「深谷ねぎ之進」で投稿した。

  • たまご奉行

 発足間もない頃、商工振興課発起人その1は「たまご奉行」と呼ばれていた。これは蘭塾・小林真が当時久住昌之のマンガ『野武士のグルメ』作中人物の「お奉行」の見事な振る舞いにに感銘を受けていたことにちなむ。

  • 産業学習漫画「ゆめ☆たまご」

 画・宮島健太郎、原作・小林真の「蘭塾マンガ隊」が制作。なお、商工振興課が同隊に依頼したのは、深谷シネマに寄稿した『サイタマノラッパー2』、深谷ロケ作品の「ロケマップ」をみてだった。最初に飯塚商店を訪れた時、飯塚雅俊は「何だかおもしろそうな市役所の職員が来るから来ないか」と中学同級生の小林を呼んだが、2人の商工振興課職員はこの時まだ飯塚と小林の関係を知らず、「一度に2件の会いたかった人に会えた」と喜び、その日、早速の「雷文会議」を行っている。市「協働」ホームページでpdfファイルを公開

  • オギノ2000GT
  • 深谷ペルーコミュニティ
  • ワンカイイナ
  • 暴走マサ遭難事件
  • デニーズ〈現象学〉会議
  • 昼から生たまご
  • 「丸山スタイル」
  • 「深谷丸かぶり寿司」
  • 心ラボサンド
  • 2011年新年会(雷文)
  • 深谷カルソッツ
  • 「深谷ねぎ」の現象学
  • 停電ナイト
  • 「ほんとう」
  • 「コラボ弁当」
  • 「ニューいせやのシュバイツァー」
  • 深谷千幸花火
  • 『二〇一一年の「Re 青淵」~渋沢栄一没後八〇年「ゆめ☆たまご」が提案する八〇年後の産業像~』
  • 免疫
  • お子たまランチ
  • 漬物バー
  • 風土飲食研究会
  • トップヒートバリアと「温足の貴公子」
  • 深谷寿司
  • 金大星蔵びらき
  • 「とうもろこし de ナイト」
  • 「ザッツ・産業・エンターテイメント」
  • 「もやし屋敷」
  • 「フッカたん」
  • 「畑クーラー」
  • 「ゆめ☆たまご」検定
  • 深谷ねぎまつり

(発生順)

現在、2013年産業祭「たった3年の年表」プロジェクトのため「議論」のページで加筆中


「ゆめ☆たまご」を知るリンク集[編集]

深谷市ホームページ「協働」「ス・テ・キな・・産×学×官系(サンカクカンケイ)ゆめ☆たまご」

「ゆめ☆たまご」お知らせブログ

動画「ゆめ☆たまご in 地元名産市」制作ヴィレッジスタジオ

動画「ゆめ☆たまご たった三年の歩み」制作ヴィレッジスタジオ