古櫃神社(新戒)

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古櫃(こひつ)神社は、深谷市中新戒の神社。

所在地
埼玉県深谷市新戒300

由緒と沿革

 鎌倉右府の時、秦河勝の末 新開荒次郎忠氏が、この地に要害を築き、祖神大荒明神を勧請し、伝来の武器を刀櫃に入れ社の下に納めたものという。旧称「明神宮」または「新開神社」といった。
 新開氏は村の東部に館を構えた。文政・天保(1818~44)のころまで、その付近には東西一町四間、南北一町四二間の堤濠の跡があったと記録される。今は開墾されて畑となっている。
 荒次郎忠氏は、鎌倉右幕に従い丹党の旗領だったという。その子孫の十二世の孫を新海四郎真氏といい(新開は「新海」とも書く)、永禄年中(1558~70)、深谷上杉氏に属した。天正の討入り後、新開氏も上杉氏とともに没落したが、子孫の一部は、深谷宿に住み、のち榛沢郡萱場村に移って新鎧と称し、さらに江戸に移ったという。萱場村の清心寺に、新鎧氏の墓が残っている。(新戒村地誌)。
 祭神の大荒明神は、秦始皇帝ともいう。また、秦河勝を祀るともいう。
 新開氏は秦河勝の後裔で、もとは信濃国に住んだ。本領は同国佐久郡および近江国新開荘とされる。信濃国佐久郡の内友荘田口郷に新開大明神が祭られたとき、松皮菱を紋とした。古櫃神社の神紋も同じ松皮菱なので、氏子内では松皮菱を憚る。

祭神
大荒明神 (大荒彦命)

社殿と工作物

祭礼

1月 3日
歳旦祭
2月17日
祈年祭
4月10日
春祭り
7月25日近い日曜日
(末社)八坂神社,夏祭り 通称/天王様 (神輿渡御)
11月15日
秋祭り
11月23日
新嘗祭
12月28日
大祓

主な境内神社

八坂神社
(祭神)素盞嗚命
浅間神社
(祭神)木花佐久夜毘売命

 源頼朝の富士の巻狩のころ、新開荒次郎忠氏は、駿河の富士山に向かって当地に丘を築き、富士浅間神社を祀って武運長久を祈ってのち、参向したという。明治初年より明治20年頃まで、富士講の盛んだった時代があった。当事3月3日の大祭には、社殿は御篭りと称して参篭する者で溢れたため、富士講先達たちにより篭り堂が建設されたほか、数々の奉納があった。