漬物・酒BAR

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「つけもの・さかバー」。

岡部地区の漬物と市内3つの酒造の日本酒の新たな楽しみ方を提案する飲食イベント。風土飲食研究会が主催、または企画協力する。

第1回は2012年10月26日(金)に国済寺のウェディング・プロデュース/レストラン業LAVIES VILLA SUITE(ラヴィス・ヴィラ・スイート)で開催。同所で数回行われたほか、以降は深谷市域を飛び出し、県内数カ所で開催されている。「4」からつけられたコピーは「味の旅回り変奏曲」。

2013年11月16日、中山道の新名所深谷ベースで主演・三男坊の「4」開催

2013年11月16日(土)には深谷ベースでうどん茶屋三男坊をフィーチャーした「4」が開催される。「和」と「暖」をテーマに深谷カルソッツも登場予定だ。

開催データ:午後5時から入場9時まで、料理1500円(小学生1000円、未就学児無料)、日本酒300円・500円。

「漬物・酒BAR4」チラシ


「旅回り変奏曲」、これまで県内3箇所で開催

市内の漬物と酒。ポータビリティにすぐれた2品を軸としたイベントだけに、すでに県内各所で開催されている。

「1」市内国済寺 LAVIES VILLA SUITEラヴィス・ヴィラ・スイート(フレンチ・小野シェフ 2012年10月に第1回)

「2」川口市 トラットリア0363(イタリアン・橋本オーナーシェフ 2013年6月第1回)

「3」さいたま浦和 やまおん(「第2回わっしょい純米酒LOVE」内イベントとして開催 2013年9月)

画期的な試みだった第1回

以下は画期的な試みとして新聞各紙などに取り上げられた第1回開催時の記事。その後、第1回に重ねられた思いは次々に変奏されている。

漬物、日本酒を「緑溢れる癒しの空間」で味わう、トラッドでフレッシュな魅惑の一夜

第1回は多くの業者から寄せられた漬物から、同店小野悟シェフが5品目をセレクト。漬物はじめ深谷周辺の食材をフレンチの手法で大胆に扱い、驚きに満ちた創作メニューを提供する。
各ディッシュに対して、それぞれの酒蔵が自選の銘柄をカクテルをまじえて推奨。市内名産である漬物、日本酒を「緑溢れる癒しの空間」で味わう、トラッドでフレッシュな魅惑の一夜となる。

「四者の思いが重なった」、誰にとっても〈初体験〉

深谷市岡部地区は「関東一の漬物名産地」。質、量とも豊かな地元の野菜生産や高度成長期の大都市圏の消費拡大を背景に、全盛時には70を超える業者があったという。
しかし、消費者の嗜好の変化、より簡便な食に移行する食生活全般の変化から売上は漸減。現在は業者も半数ほどに減っている。

荒川利根川2つの水系が流れる市内の酒造は、県内市町村では現在もっとも多い(他に4市町村)3つ。いずれも派手ではないが着実な酒造りを続けてきた名門だが、若者の日本酒離れなどで全盛期の3分の1に落ち込んでいる日本酒市場の縮小もあって売上は減っている。

そして、市内では少ない都会的で瀟洒な空間を持つラヴィス・ヴィラ・スイートは2007年オープン。ウェディングに出席する機会の多い若者には知られた存在でも他の広い層には浸透していず、「もっと私たちを知ってもらいたい」「地域と結びつきたい」というスタッフの声があった。

三者はすべて市内産業活性化プロジェクト「ゆめ☆たまご」のメンバー。2011年のラヴィス・ヴィラ・スイート加入時から、過去イベントで創作されたいわゆる「ゆめたまメニュー」の採用など連携を画策してきたが、決定打といえる企画がなく実現には至らなかった。しかし、2011年9月に都内の「深谷博覧会 in 青山」でスタートし何度か実施されてきた「漬物BAR」、「ゆめ☆たまご」から独立した風土飲食研究会が企画協力として加わった銘醸会の一員丸山酒造主催の「金大星蔵びらき」などを経て、漬物、日本酒という深谷の風土に合った伝統食を現代風に供するというアイディアが浮上する。
「ゆめ☆たまご」の仕掛人である市役所商工振興課も加わった会議を経て、「漬物や日本酒の落ち込みはその魅力を人々が知らなかったから。身近に『在る』食の魅力を伝えるのが自分たちの使命」という風土飲食研究会が企画協力というかたちで開催されることになった。

深谷地区漬物協会、深谷銘醸会、ラヴィス・ヴィラ・スイート、そして風土飲食研究会。まさに「四者の思いが重った」(風土飲食研究会飯塚代表)。漬物、日本酒、そして若きシェフが「今頭の中はこれ(メニュー)をどうするかでいっぱいなんですよ」(小野シェフ。10月3日試食会で)と「五感」を総動員したフレンチの三つの醍醐味をいっぺんに、しかもまったく新しいかたちで堪能できる、誰にとっても〈初体験〉の試みだ。

「日常につなげてこそ」。そのファーストステップ

第1回はコース料理をレストランで、その後は漬物業者、各蔵関係者らの深くて新鮮なトークがきけるバータイムも楽しめる。その後も同企画は、扱う漬物を変えながら定期的に開催される予定だ。

「打上花火でなく、日常につなげてこそのイベント」は「ゆめ☆たまご」から風土飲食研究会でもっとも頻繁に語られる合言葉。同プロジェクト、同会にとっても大きなエポックとなるのは間違いない。


「漬物・酒BAR」facebookページ

参考:風土飲食研究会飯塚代表のブログ

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第2回のチラシ


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第1回、試食会での料理